関東に戻った3年ぐらい前から、私は『水道水』のことについてたくさんの
人と話し込んできました。これは世界各地に足を運んだ人には何の不思議も
なく理解していただけるでしょう。世界の中でこれほど水環境が整備されて
いる地域が少ないこと、そんな生活環境の中にいながらペットボトルに頼る
人が多くなったことなどを、そろそろキャンペーンなどで伝えて行こうと話
し合っていったのです。
『水道水を飲む』に集まった人は、いろんな立ち位置で積極的にその最前線
を動かして来た、私が信頼を置いているキーパースンの仲間たちでした。
さて、その動きが昨年から大きく動き出しました。今年から徐々にその動き
に加速度がついてそろそろみなさんの所にもこの呼びかけが届くことになる
でしょう。湯川れい子さんのサイトから:
http://www.rainbow-network.com/index_new_2.htm
その時は是非みなさんもご自分のスタンスでご参加下さるとうれしいです。
何を今更「水道」なんですかと笑わないで下さいね。こんな平凡なところか
らやると、意外とその先でいい人材が生まれてくるのです。今までの習慣や
常識の不可思議さに気がつき、自分から変えて行こうとする。そんな人を私
たちは探しているのです。そんな場所に集った人材がこの先の面白い人生ゲ
ームを自分自身で思いつき、新しい価値観ごと生み出してくれるのです。
このミーティングで提案されたのが下の項目(たち)です。これらはみんな
生き物たちなので(たち)と表現しました。
1、水道水を飲む
2、マイボトルを持つ
3、ペットボトルは買わない
4、井戸水・地下水があれば復活させる
5、遠くから水を運ばせない・買わない
私の場合『水道水を飲む』ために、浄水場から運ばれて来る途中の古い水道
管の汚れなどが気になったので、何か新しい浄水器を手に入れたいと思って
いたら、嬉しいことにこの場所は新築で入って来たのですがその時に標準装
備として東レの浄水器(流し台の下に設置するタイプ)がついていました。
『ペットボトルは買わない』も、すでに相当前からやっているのですが、も
しもライフラインが止まった時に備えて、面白いストローを探し当てました。
これは私たちのプロジェクトに参加している仲間の一人が、六本木のミッド
タウンで5月に開催した【世界を変えるデザイン展】に出展したストローです。【世界を変えるデザイン展】(もう終わりました)
http://www.tokyo-midtown.com/jp/event/2010/4102.html
【LIFE STRAW】:汚れた水をストローで吸えば、その水が飲めるのです。
http://www.vestergaard-frandsen.com/lifestraw
そうだそうだ!このQドラムもよかったよ!実際に転ばせてもらいました。
http://hamyam.blogspot.com/2009/11/q.html
このストローがあれば、何かあったときにお風呂に満杯にした水を飲むこと
も可能です。え〜!ほんとかって? 私はもっと汚れている水をミッドタウ
ンで飲ませてもらいましたが、なかなかうまい水になっていました。だから
サバイバルな緊急用としてもおすすめです。お風呂一杯の水を貯めておけば
これで一週間分の水が確保できるのです。水を確保するために10階15階
などのマンションの階段登りもこれで無しにできます。
『遠くから水を運ばせない』ですが、とあるヨーロッパの水のメーカーがペ
ットボトルを買うとアフリカの人にきれいな水を飲ませることができると始
めたキャンペーンがありましたよね、私たちはたくさんの議論をした上で、
このキャンペーンはやはりおかしいと判断をしました。よ〜く考えてみると、そのペットボトルの水を船に積込んでヨーロッパから遥か遠いこの日本まで運ぶ訳ですから、これはフードマイレッジの理念から考えてもおかしいですよね!http://www.volvic.co.jp
さて熱中症が盛んな季節が終ろうとしています。以前私がおすすめした「塩」ですが、ほとんどの人が袋入りを買われていたようです。私のおすすめはボトルです。大と小のボトルがおすすめです。このボトルの方がサラサラ感がながもちするからです。ぬちまーす:http://www.nutima-su.com/
実は、このぬちまーすの工場の竣工式の前日に、私はこの製法をつくられた
高安さんに工場を案内していただきました。高安さんはもともと物理をやら
れていて、その話しに盛り上がりました。彼の人柄はなかなか面白いです。
http://www.nutima-su.com/info/story.html
最近の私の好物は、このぬちまーすを振りかけた、あずき粥です。面白い現
象だと感心しているのですが、私たちが日頃から食べている食品のほとんど
には塩分が適度に含まれていますからあまり塩分には過敏にならないで下さい。要はバランスのとれた食事が大切なのです。ナトリウムが多いだけの専売公社系の塩は早くやめましょう!
追伸:
http://www.peace2001.org/2006/main/bow/20100716_bow_01.html
この前の道中記に書いた田んぼの中の露天風呂ですが、どこにあるのかと問
い合わせがさっとうしましたが、関東在住の人にはお教えしました。中には
体験出来た人もおられたようです。
うれしいなぁ〜!アホが多くなって来ると・・・・・。
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