2月22日は『猫の日』だということを知ってる人は少ないだろう。ニャン・ニャン・ニャンと読むらしいのだ。
という訳で、私が本格的に猫のことを認知せざるを得なくなった本を紹介したい。
『猫語の教科書』ポール・ギャリコ著 灰島かり訳(文庫本)ちくま書房である。
この本の著者はポール・ギャリコとなっているが実はそうではない。この本は生まれて6週間で母親を亡くした「猫」が一件の家に入り込み、その後見事にその家を乗っ取るまでの成功例を子猫、のら猫、捨て猫たちに伝授するためのマニュアル本で、本当の著者は「猫」らしいのだ。
主人公のかしこい「猫」が、時には愛想よく、時には人と距離を置いたり、笑わせたり、なごませたり、座る位置を演出したりと、実にユーモラスな実行力とアイデアを駆使しながら「居心地を良くする方法」「その家で一番いい場所を自分のものにする方法」「人の心をつかむ方法」「家を乗っ取る方法」「人を躾ける方法」「人を服従させる方法」などをやさしく、分かりやすく解説した『猫』のための教科書なのだ。
いやいや、それどころではない。実はこの本は『猫』が書いてくれた『人』のための教科書かも知れないと思っている。
この本は実に面白いので人生の何処かで一読をお勧めしたい。
毎年2月22日は「竹島の日」ではなく『猫語の教科書』をプレゼントする日として、猫たちに感謝する日と定めたいものである。
嬉しいお知らせをもう一つ。この前、オープンジャパンとはどんなモノかという問い合わせがあり、グーグルで検索して欲しいと答えたら、先方から嬉しい便りが戻って来た。
その人はグーグルでアルフャベットの小文字でopen japanと検索をやったらしく、その結果242,000,000(2億4千2百万)の検索結果があったと報告してくれたのだ。
私は、同じようにグーグルで検索をやって驚いた。2億を越える検索のトップに私たちのウェブサイトが出ていたからだ。
ちなみに、世の中を騒がせて来たホリエモンで検索したら、2百万ぐらいしかないから、この検索結果は驚きだ。
この2月は山奥とか、海の近くとか、田舎まわりをやっていたので、パソコンに向かう時間がなかなかとれないでいた。
落ち着いて四国と中国地方の「おもしろ道中記」をアップ出来るまでもうしばらく待ってほしい。貴重な鉱脈(人脈)を採掘中のバウからのお願いだ。いずれこの鉱脈はひかり輝く時がくるだろう。 |