昨年の第一回ガストン・ネサーンセミナーに行った5月から、明日第2回の
セミナーに出発するまでの、ガストン・ネサーン氏関連のメールのやり取り
が、どのくらいあるのかが気になって、私のパソコンの中を数えてみたと
ころ、その数が1800通を越えていることに気がつきました。
この一年の中でメールでやりとりをした数だけで、1日約5通ということ
になるのですから驚きです。すごいですよね、この数は・・・。
この中には、日本各地からのガン患者からのお問い合わせ、それらへの返
信。いろんな分野の医師たちからの問い合わせ、それらへの返信など、そ
の文面ごとに貴重な『生きる』感情が送られてきて、また送り返されて行
きました。
そんな国内のメールのやり取りの中で、カナダのガストン・ネサーン氏との
やりとりも、この一年で50通を越えました。それも一通一通かなり重い
ボリュームのある内容のものばかりでした。
医学的な背景の説明、カナダやアメリカでの臨床データ、精神面からの背
景の説明、これから私たちがやろうとしている日本での展開面への提言な
ど、その内容は多岐に渡ったものでした。
驚かされたのは、それらのことがらをネサーン氏側が全て誠実にお答えいた
だいたことです。日本語に翻訳されて、私たちの目の前に現れた言葉には
ネサーン氏の人柄を思わせる、やさしさあふれる言葉が満載されていました。
さて、第2回となった『ガストン・ネサーン カナダセミナー』の参加者が
6月2日から一週間の予定で、カナダのケベック州に向かうことになりま
した。
今回の参加者は11名です。その内医師が5名、鍼灸師が2名、この先の
ガストン・ネサーン関連の広報を考えて、稲田さんとも仲がいいテンプルビ
ューテフルの光田さんにもご参加いただく設定と致しました。
http://www.caycegoods.com/
今回ご参加いただく各地の医師については、帰国後の報告の時にあらため
てご紹介させて頂きますので、ご期待されながら、もう少しの間お待ち下
さいますようお願い致します。
昨年、私がネサーン氏にプレゼントしたのは備前焼の野点セットと、玄米茶
まで含めた日本のお茶の文化などをご紹介するものだったのですが、今年
のプレゼントは、考えて考えたあげく、私の好きなCDをお送りすることに
しました。これをiPodと一緒に参加者に持ち込んでいただきます。
以下にガストン・ネサーン氏に届けられる予定のポストカードのメッセージ
を移しましたのでお読み下さると嬉しいです。
送るCDは、シークレットガーデンの『Hymn to Hope』です。お時間があ
るときにでも、こころに余裕を持たせて聞いて下さい。
実はこの曲の前半約3分の1までのピアノの音が弾けるようになりました。
ひとつひとつの音を覚えて、鍵盤でその音を探しながら、3ヶ月の楽しい
ひと時でした。残る3分の2が弾けるようになるまで、あと何年かかるや
ら・・・・・。その時が楽しみです。
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『Hymn to Hope』希望への讃歌
88の鍵盤が並ぶピアノ
不思議なことに古代から人類が、綿々と創り続けてきた音楽が
わずかこの88の鍵盤の音で表現できるのです。
音楽。これも私たちが当然のごとくこの地表で聞いているのですが、
実はこれも振動という波が創り出す奇跡のようなものかも知れません。
多くの場合、宇宙では音楽を聞くことができません。
そんな不思議な音楽のことを考えていると、私はふとガストン・ネサーン氏
の研究に想いを馳せてしまいます。
まだまだ88の鍵盤で飽和状態にならない音楽。
飽和状態どころか無限の広がりを見せるトマスコープの世界観。
どうかいい音楽を聴きながら、ご研究にお励み下さい。
2009年6月2日 山田和尚(バウ) 日本からこころを込めて
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