四万十塾の恒例となった【飛び豆ツァー】<http://www.40010.net/>
今年の長瀞も大盛況だったようです。
私が関東に流れる荒川の上流の長瀞で、カヌーに乗り出したのは今から
25年ぐらい前でした。その当時はまだ川の中でカヌーやカヤックでく
つろぐ人が、ほとんどいなかった時期でした。
その後、ロンドンの郊外にあるような「倶楽部」を作りたくなって川の
すぐ横に小さなログハウスを自分で建てて、【エンプティーボトル】と
言う名前のクラブハウスを運営したり、カヌースクールを開催したり、
まだ誰も入っていない全国の川や湖にアプローチするためのマップを作
るための長い長い旅に出たり・・・・・それはそれは楽しい毎日でした。
今年の四万十塾の【長瀞レポート】を見て、自分の青春時代をのぞかせ
てもらい、少し胸がキュンときました。みなさんもそろそろ子ども気分
に戻って『水の世界』に「また」戻りませんか?
http://www.40010.net//2009/jumpingbeen09/nagatoro3days/index.html
この長瀞リポートの中から、少し解説します。
まずは、これが四万十塾の塾長のとーるのパドリングです。
http://www.40010.net//2009/jumpingbeen09/nagatoro3days/webfiles/IMG_7177.JPG.html
場所は小滝と呼ばれている長瀞最大の難所です。彼は、その先の左にあ
るエディー(渦)と呼ばれる小宇宙空間に入るために、体の前にパドル
を出して、ラダーにしてテレマークターンをしようとしている場面です。
彼のパドリングは美しい!やはり日本一番でしょうね。
もう一つ、私の気に入ったのは下のシーンです。
http://www.40010.net//2009/jumpingbeen09/nagatoro3days/webfiles/IMGP8135.JPG.html
この前の人(バウマン)は、かなりパドリングの基本を学んだ人です。
本当は、この流れの2メートル左を下りたかったのでしょうが、後ろ
(スターンマン)の舵取りがうまく行かず、ここまで流されたのですが
何とか左のエディーに入ろうとしている、見事なリカバリーのパドリン
グです。
体をカヌーの外に乗り出して、パドルのシャフト(軸)が折れ曲がるぐ
らいの力で、一気に水をつかもうとしている姿は、すばらしい!感動も
のです。
お気づきかも知れませんが、これらのパドリングは一瞬の判断です。
川は毎日姿を変えています。またそこにある波や渦も四六時中姿を変え
て流れています。
この長瀞の小滝の瀬を下ろうとする人たちは、偶然の力を信じて下って
いるのではありません。何かしら『水』に近づく方法はないかと『技』
を日頃から磨いているのです。
川を見る。流れが読める。これは人生に通じるものかも知れません。
そうだそうだ、そんな忙しい四万十塾のとーるとケンとジョンが群馬の
日系ブラジル人の子どもたちが学ぶ『日伯学園』に炊き出しのランチを
つくりに来てくれました。これは、嬉しかったなぁ〜。
中には、お父さんやお母さんがリストラされて、昼食の弁当も持ち込め
ない生徒もいたのですが、この日は、みんな満腹になってくれました。
この学園のサイトはもうすぐ、しんじょんくんが完成する予定です。
その時またお知らせしますが、先に学園長のえりかさんがブログを立ち
上げてくれましたので、炊き出しランチの様子をご覧ください。
【日伯学園】学園長ブログ:
http://elica123.blog54.fc2.com/page-1.html
【四万十塾】日伯学園リポート
http://40010.net/modules/news2/
今週からの私は、ガストン・ネサーンカナダセミナーに行かれた医師の先
生方に順番にお会いして、これからどう展開するかなどの「難しい」話
しに入っています。
この週末の13日、14日は九州の熊本。来週は関東にお住まいの2人
の医師。来週末は札幌の医師と、飛ぶ廻る予定です。
今後の展開に、乞うご期待!!!
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