先日、BS放送で将棋の名人戦の実況を見ることができました。
夕方の4時から6時の2時間、ちょうど運良くテレビの前に座ったので
すが、この2時間の実況中継の間で進展したのは、わずかに3手でした。
羽生名人と郷田九段はともに38歳。この2人が体をこまめに動かしな
がら、時には立ち上がって座敷から出て行ったりと、相手の先を読みな
がら繰り広げていた「2時間でわずか3手」の実況放送をはじめて見て
私は新鮮な面白さを感じてしまいました。
この2時間の間の中継では、有段者たちの解説があってその先の予想な
どをするのですが、一手一手の間が長いのでほとんどの予想を出し尽く
すのですが、「わずか3手」の中の一手は、どの解説者も言い当てるこ
とが出来ない一手で、郷田九段のその一手が勝負を分けたように私には
思えて、その夜の夢にもその場面が出て来るぐらい、ついつい真剣に見
てしまいました。
私が一番最近将棋をしたのは、今から40ほど前です(笑)。ですから
桂馬は、たしかあそこに飛んで行ける。銀は斜めに動けるけど、前には
動けたかなぁ〜。と言う程度です。
が、これからはハマりそうです。
考えてみれば、今私が立っている場所は、将棋盤の上のような場所なの
です。始めて入り込んだ医療の世界。今まで慣れ親しんできた生活感や
価値観だけではなかなか想像しづらい風景が、そこここに姿を見せ始め
ているのです。
そんな時期にさしかかった時に、この名人戦の「わずか3手」を2時間
かけて見せられたのですから、いい勉強をさせていただいたと感じてい
ます。時間をじっくりかけて、その先のいろんな方向に通じて行く道を
選択をして行く。これがこの名人戦で学んだことです。
さて、新しいガストン・ネサーン氏関連の動きをご報告させて頂きます。
7月から【ガストン・ネサーン アカデミー設立準備室】を立ち上げるこ
とがになりました。この機関は、ネサーン氏が日本で唯一公認する機関と
なります。
これから一年の期間、準備室の室長として【ガストン・ネサーン アカデ
ミー】の正式発足までの舵取りをすることになりました。
何から何まで、まだまだ『ゼロ』の状態ですが、長年ガストン・ネサーン
氏が研究に励んで来られた「正統ソマチッド理論」を日本に正確に踏襲
できる機関に育て上げたいと思っていますのでよろしくお願い致します。
つい先日から、今回のカナダ研修に参加された光田大輔氏のブログに研
修の様子が詳しくアップされはじめました。これは大切、ここは大事だ
と感じさせてくれる、彼の行間まで読み取れる文才に頭が下がります。
どうか光田大輔氏の一連のブログをお読み下さい。
光田大輔氏のブログ:ケセラセラ(Que sera sera)
http://konokaheal.exblog.jp/
木の香治療院:
http://konoka-clinic.jp/index.html
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