うれしいお知らせです。萩原 優先生から一冊の本とDVDが送られて来ま
した。本は今月出版されたばかりの『がんの催眠療法』です。
DVDは、これも出来たてホヤホヤで、714Xの処方について分かりやす
く詳しく解説されたDVDです。このDVDは714Xのことを動画にまとめ
た日本初のDVDとなります。このDVDについては又の機会にご紹介するこ
とにして、今日は『がんの催眠療法』の本をご紹介したいと思います。
この『催眠療法』は萩原先生が、長〜い期間を通して研究されてきた療法
で、そのご苦労がやっとこれで「おおやけ」にできる日が来たことを私も
こころから嬉しく思っています。
【イーハトーヴクリニック】ウェブサイト:
http://ihatovo-clinic.com/
【萩原 優先生】のブログ:時々チェックして下さい。
http://plaza.rakuten.co.jp/ihatovoclinic
『がんの催眠療法』ー医療現場におけるスピリチュアルケアー
萩原 優=著 太陽出版 http://bookweb.kinokuniya.co.jp/htm/4884696689.html
【推薦のことば】帯津良一(帯津三敬病院名誉院長)
がんは体だけの病ではなく、心にも生命(いのち)にも深くかかわる病で
す。だから、主として体を対象とする西洋医学が手を焼くのは当然と言え
ば当然の話しなのです。ここはどうしても、心と生命にはたらき始める方
法に登場願わなければなりません。
その意味で催眠療法も期待の星です。その催眠療法をひっさげて果敢に戦
いを挑む萩原優先生は、時代の尖兵というべき存在です。期待するに大な
るものがあります。
【まえがき】からの転載
横浜市青葉区に「イーハトーヴクリニック」をオープンしたのは2007
年10月のことでした。ここは、魂・精神・身体のバランスを整えること
でがんの症状改善を目指そうと、催眠療法と代替療法を用いた治療を行う
ために始めた小さなクリニックです。
ここには、西洋医学では道を閉ざされた方々や、あるいは西洋医学の範疇
を越えようとしている方々も全国各地から訪れます。
私は消化器外科医として30年以上医療の現場に携わる中で、西洋医学だ
けによる医療の限界を感じ、ある時期から西洋医学と補完・代替医療を統
合したホリスティック医療を目指すようになりました。
そして、心理学やエネルギーワーク、ヒプノセラピーを含むさまざまな代
替療法を学び、がんのイメージ療法として知られるサイモントン療法など
に触れて催眠療法の効能を再認識し、本格的に催眠療法について学び始め
ました。
2005年秋には、前世療法の世界的権威である精神科医のブライアン・
ワイス博士から前世療法のプロフェッショナル・トレーニングを受け、ま
たソマティックヒーリングの創始者のデイビッド・クィグリー氏からも直
接学び、現在はセラピスト仲間たちと一緒に、クリニックでソマティック
ヒーリングも行っています。
がんのスピリチュアルケアをテーマとした本書の目的は、西洋医学以外の
方法でがんやその他の病気と向き合いながら、がん(病気)の意味を知り
ご本人の気づきを通してがん(病気)を克服して行く手助けをとなる方法
を提示することです。催眠療法は、そのための一つの手段にすぎません。
催眠療法とは、意識の90%以上を占めている潜在意識と、自覚できる顕
在意識がつながった状態で行う心理療法です。医師の語りかけにより患者
さんの潜在意識にアプローチすることで、ストレスが生じた根本原因を探
ろうとするもので、アメリカやイギリスでは1950年代から医師会によ
って認められて来た有効性のあるセラピーです。
現在、私が用いているのは「催眠腫瘍学」と名付けている方法で、「前世
療法」「年齢退行」「がんのある臓器やがんとの対話」「ソマティックヒ
ーリング(体細胞療法)」「ヒプノチャネリング」からなります。
その詳細は本文をお読みいただくとして、私が本書を通じて最も読者のみ
なさんにお伝えしたいことは、がんそのものは良くもなく悪くもなく、私
たちの見方やとらえ方によっていかようにも変わるということ。そして、
「病気」は決して「自分」そのものではないということです。
魂と精神と身体の調和がとれていないと、自己治癒力が低下して、人は病
気になります。ですから、人生にあいてそれらのバランスをはかることが
何よりも大事で、そのためには「見える世界」だけではなく、「見えない
世界」にも目を向ける必要があります。
見えない世界、すなわち潜在意識の中にこそ、病気を生み出している原因
があり、それと同時に克服するための大切なヒントが隠されているからで
す。
ぜひ一度、あなたの潜在意識に問いかけてみて下さい。
「私の病気の本当の意味はなんですか?」と。
本書が、その回答を得るためのヒントを与え、あなたにとって希望の灯と
なることを、切に願ってやみません。 萩原 優
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