以前、関東で評判の『R25』というフリーペーパーのことを紹介した
ことがあるのですが、そのR25を今日は一日かかって探していました。
そもそもの発端は、都内に開通したばかりの副都心線という地下鉄に乗
っていた時に、ふと中吊りポスター を見上げたら、R25の広告があっ
たのです。
開通したばかりの新しい地下鉄でしたから、いろんな所を見たいと思っ
ていたので、サァ〜〜っと読んでみたのですが、その中の一行に目線が
行った時に【ビックリ!】 そこで目の動きが止まってしまったのです。
中吊り広告に書かれていたコピーは、太文字で下の1行でした。
人類待望!究極のエネルギー源 『常温核融合』夢の技術が実現?
そんな訳で、木曜発刊のこのR25を探すために、今日は朝から都内に
むけての行脚が始まったのです。ところが、このフリーペーパーは、人
気があって、都内のどの駅に行っても専用の棚があるのですが、どこに
行っても中身がカラばかりで、クタクタになって、疲れ果てて、帰って
来てしまったのです。
ところが、やっと帰って来た、私がいつも使っている駅にそのR25が
「一冊」、私を待ちわびていたように、残されていたのです。
と言うことで、この記事を早速打ち込みます。
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【『R25』2008・7・10 No,199から転載】
http://r25.jp/magazine/ranking_review/10004000/1112008071009.html
人類待望の究極のエネルギー源夢のテクノロジー
常温核融合が成功ってホント?
最近、「すわ! 常温核融合らしき現象を確認か!?」とのニュースが、
ひっそりとだが、立て続けに報道された。5月に大阪大学の荒田吉明
名誉教授が行った固体核融合に関する公開実験と、6月に北海道大学
の水野忠彦博士が発表した水素と炭化水素を反応炉で加熱後、過剰熱
が発生したとの実験がそれだ。
そもそも「核融合」とは何か? 一言でいえば、軽い原子核同士が融
合して、より重い原子核になることだ。この時、融合の仕方によって
は莫大なエネルギーを発生させることができる。じつは、太陽も核融
合で熱を発して輝いているのだ。しかし、地上で核融合を起こすには、
1億度以上もの超高温(または超高圧)が必要になる。それでも、熱
核融合炉の建設に向けて、日本を含む各国が開発にあたっているのだ。
そこで、超高熱を必要としない「常温核融合」の登場だ。特殊な条件
もなく、手軽に莫大なエネルギーが取り出せるとしたら…。しかも、
核融合は「核分裂」を利用した現在の原子力発電のような暴走の危険
はないという。原料も、ウランのように扱いにくいものでもないよう
だ。もし、常温核融合が実用化すれば、エネルギー革命をもたらす大
発明!のはずなのだが、ひっそりとしか報道されないのはどうして?
「常温核融合は、現代物理学の範疇とはあまりにかけ離れており、理
論も構築されていません。それに再現性も認められていない。198
9年に、ある研究者がこの現象を発見して大フィーバーが起こったの
ですが、その後、否定する実験結果が次々と提出されて下火になって
しまったんです」と語るのは、ほかでもない6月に実験を発表した水
野忠彦博士。まだ個人での発表段階で、多くの検証を経なければ、常
温核融合に成功したとはいえない、という。
とかく、擬似科学ではないかと否定されがちな常温核融合。しかし、
科学はこれまでの常識を覆すような新発見によっても発展してきた。
今回の実験結果が、常温核融合成功に結びつけばいいのだが…。
(新型 光)
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と言うことで、上の記事あたりまでは、4年前に私たちも理解していま
したし、水野先生とも、程よい(ここが微妙!)確認をしていました。
4年前のその時に、私たちが望んだのは、この研究から一歩進んだ世界
にあるはずの、ガンマー線(放射線の一種)を生み出さない方法を研究
すると言うものだったのです。
いずれにしても、日の目を見るとは、この事かも知れませんね。
この先の、もう一段登った所での研究が待たれます。
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