アンコール・ワットは水の都
アンコール・ワットの中にある遺跡のひとつ。このタ・プロームは巨木が神秘的で特に日本人には人気ナンバーワンの遺跡だとか。やはり日本人は「自然のパワー」って奴が好きな民族のようだ。熱帯雨林地帯のカンボジアは植物が元気。ごらんの通り遺跡を破壊する勢いで植物が茂っている。この調子で放置すればこの遺跡も木によって崩されてしまうだろう。
お金のないカンボジア政府はアンコール・ワットの修復に手が回らないらしく、アンコール・ワットの傷みはひどかった。日本政府や民間団体も遺跡の修復には手を貸しているとのこと。ただ、日本の修復技術は大変すぐれているのだけれど、ていねいに修復するため時間と金がかかりすぎるのが難点ということだった。
私たちの訪れた時期、まさにカンボジアは水の都と化していた。プノンペンを旅行していたらわからないかもしれないけれど、メコン沿いに田園地帯を旅したら、その濡れた大地のしずる感に深い安らぎを感じることと思う。豊かな美しい国なのだ。
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タ・プロームという遺跡へ。木が遺跡を浸食している。自然のパワーを感じる。日本では、この木も御神木という感じだが、こう遺跡本体を浸食しては御神木と言っていいのか悪いのか?
2001/06/15(Fri)22:41:45 |
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